倉庫の自動化で作業の効率化と省人化を促進。
AGVを用いた自動搬送システム。
役割
AGV自動搬送システムの役割
RCSと呼ばれるソフトウェアで制御し、モノを持ち上げ、搬送し、あらかじめ指定された場所へ納める。数十台の同時制御(群制御)も可能です。また、倉庫内で作業する人員を極力減らすことで人件費を削減しコストを抑えます。レイアウト変更や移設・増設もフレキシブルに対応でき、現在、自動車関連の工場を始め、様々な倉庫・工場で使用され、今後さらに需要が高まることが予想されます。
・自動化による作業の効率化・省人化
・リフトレスによる作業の安全性
・製造システムの連携
・AGV数十台の同時制御、群制御
AGV(Automatic Guided Vehicle)/潜り込み式搬送ロボット
コタツ台車と呼ばれる、4本足の台車やパレットなどに載せた重量物を積載して搬送するロボットです。
仕組み
AGV自動搬送システムの仕組み~WCSとWMSの連携
倉庫内設備のRCSを制御することに特化したITシステム、WCS(倉庫設備制御システム:Warehouse Control System)を構築することで最適なスケジュールでモノの入出庫をコントロールし、さらにWMS(倉庫管理システム:Warehouse Manegenment System)と連携させることによって、入出庫管理やロケーション管理、在庫管理など実現し倉庫内物流を円滑に行うことができます。
強み
○○システムの強み~HIKROBOTのSIerとして提携
○○システムはHIKROBOT社のパートナーSIerとして活動しています。
HIKROBOTは、中国の浙江省・杭州を本拠点としている企業であり、世界30カ国に対してグローバル展開しています。1500人以上の研究開発スタッフを擁して「搬送ロボット」「AI・マシンビジョン」で高い技術力を有しています。
また○○システムでは、AGVとCTU(Container Transporting Unit)を活用することに重点を置いています。CTUもAGVも同じRCSでコントロールが可能なため、WCS構築費用を抑える事ができます。
CTU(Container Transporting Unit)/コンテナ配送ロボット
人がモノを取りにいかずに、TP箱などのケースを複数個保持して運ぶことや平置きの棚にケースを置いたり、掬ったりする事が可能な搬送ロボットです。AGV同様、RCSにより数十台の同時制御、いわゆる群制御が可能です。平置きの棚で、在庫管理・ロケ管理・先入先出し・順立て出庫が可能となります。自動倉庫の様に根が張らず、移設増設が可能でありフレキシビリティな運用ができます。
事例
AGV自動搬送システムの活用場面例
□多軸ロボットとの連携
□自動認識/画像処理との連携
□ロボット/コンベアとの連携
□垂直昇降機/エレベーターとの連携
自動車メーカーでの導入実績
工場内の物流効率を向上させ、人件費を削減することができることから、主要なカーメーカーの中国の工場では多数の実績があります。
また日本国内での採用も増えてます。
構成事例
○○システムは、搬送ロボットの分野ではHIKROBOTのパートナーSIerとして活動。
AGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)を使って、GTP:“Goods to Person”にて作業者が歩かず倉庫内での作業の効率化・省人化を図ります。
また構内物流自動化の需要拡大により、自動倉庫や搬送ロボットなどの物流自動化のSIに注力しております。